みそつき
みなさんこんにちは。
当施設で先週、みそつきをしました。毎年2月になると、みそつきをしています。1月から、30kgもの豆をフロアーの利用者さんに「豆より」していただき、みそつき当日は、朝5時ごろから厨房の職員が豆を炊きはじめ、利用者さんには固まった麹をほぐしていただいたり、大きい4つもの樽にみそ玉をつめていただいたりしました。
今年は、2名のボランティアさんにもご協力いただきました。豆(乾燥豆30kg)、麹30kgもの量を機械にかけ、手で混ぜる作業は、毎年大量の汗をかきながら大変でしたが、今年はボランティアさんのおかげでスムーズに混ぜることができました。
長浜地区の方が多い利用者さんたちは、この時期になると家で1年分のみそを作っておられ、昔は今のように飽食の時代ではなかったので、毎食味噌汁はつきものでしたので、大変な量を作っておられたと思います。作業しておられる間も、
「みそつきは隣同士で助け合いながらやった。」
「今みたいに機械もない時代やから、杵と臼でつきながら潰した。」
「今はみそつきしなくても、店にいったらたくさんあるから。でも自家製のみそはやっぱりおいしい。」
など、昔話で盛り上がっていました。
今後も食事や調理を通して、みなさんに懐かしんでいただいたり、喜んでもらえる取り組みを続けていけたらと思います。